枕は素材で寝心地が変わる?
素材の種類と特徴&メンテナンス方法

やわらかめの素材

枕の素材には様々な種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。またその人がどのような素材に親しんで来られたのか、どのような感触や香り、奏でる音を好むのかによって、適した素材は異なります。つまり枕の最適な素材とは、その人ご自身が決めるものなのです。

好みに合った素材を選ぶためにも、その種類や特徴を知っておくと良いでしょう。まずは「やわらかめの素材」で代表的なものをご紹介します。

弾力性、吸湿性・放湿性に優れ、水洗いできる【羽根】。ふんわりと柔らかな感触が特徴の【ポリエステルわた】。羽毛アレルギーの人でも安心して羽毛の感触が味わえる「やわらかめ」と「かため」の中間の位置づけにしています。抜群のフィット感で快適な睡眠を促す【低反発ウレタンフォーム】。いずれも包み込むようなやわらかさが人気の素材です。

かための素材

日本には「枕はかためが好き」という人も多いようですが、それは文化的にも古くからかための枕を使ってきたからに違いありません。通気性に優れ洗濯もできる、一般的になじみのあるかための感触を持つのが【パイプ】。球状であたりはやわらかいながらも、しっかりと支える安定感が魅力の【マルコビーンズ】。通気性に優れ、そばがらに似た、もっともかための感触を再現した【剛炭パイプ】。

かたさの中にも、それぞれの特徴が備わった個性派素材です。

季節に合わせた枕素材で快眠を

かたさの違いとは別に、季節に合わせた素材選びも重要な選択肢の1つ。夏はパイプ素材がおすすめ。通気性に優れ洗濯できることが夏の素材選びのポイントです。

乾燥する冬はダウンやフェザー素材。その特徴は吸湿性・放湿性に優れた、ダウンのやわらかさとフェザーの弾力性にあります。適切な支持力と快適さが冬の睡眠をサポートします。ここで素材の特徴やイメージ、写真での印象などをインプットして候補を選び、店頭で実際に素材に触れてご自分の好みをお確かめください。

自分に合った枕とは?
理想の「高さ」「構造」「素材」

好みの素材も見つかったとして、それを詰め込んだとしても、その枕は“自分に合った枕”とはいえません。なぜなら、枕には「素材」の他にも、理想の「高さ」「構造」が必要だからです。

枕の高さは、その人の体型や首の骨のカーブの深さなどによって決まります。人に勧められたからといってあなたに合っているとは限らないのです。立っている状態で身体に一番負担のかからない姿勢を“自然体”といいますが、寝姿勢にも自然体があります。それを支えているのが枕の役割。頭を支える7つの首の骨=頚椎のゆるやかなカーブ(これを頸椎弧と呼びます)の深さにフィットし、頭部・頸部と敷ふとんのすき間を埋めてくれる枕の高さを選びましょう。

「構造」にも理想があります。まずは中身のかたよりがないこと。寝ている間に、また使っている間にどんどん中身が偏ってしまってはせっかく合わせた高さも意味がありません。ですから、首の骨のカーブにフィットする「高さ」をキープできることも大切です。何度も繰り返される寝返りや横向き寝にも対応できる「構造」であれば、まさに理想的といえるでしょう。

そして「素材」。選び抜かれた自分に合った素材を適した「高さ」と、すぐれた「構造」に整えると、理想の枕の完成です。

【スタンダード枕(快眠枕・オーダーメイド)】で、快適な睡眠を

ロフテーには、快適な眠りのための、あなただけの「快眠枕」が揃っています。あなたにとっての理想の枕を目指して、「高さ」「構造」「素材」にこだわりました。「素材」の特徴を生かし、「高さ」と「構造」は、いずれも首筋にフィットし、寝返りや横向き寝にも対応した構造となっています。 『ナインセルピロー』は、9つのユニットで構成されたオーダーメイド枕。素材にはエラスティックパイプとダウン&フェザー、剛炭パイプの3タイプがあります。

羽根を使用した快眠枕は吸湿性・放湿性があり軽くてやわらかな特徴を生かしました。『ロフテーキューブ』は、羽毛の特徴を生かしながら、型崩れが少なく、しっかりしているのにやわらかな感触が魅力です。3D低反発ウレタンフォームは、低反発素材を生かしたしっとりやわらかタイプです。エラスティックパイプや低反発炭パイプ、マルコビーンズ、パイプ、剛炭パイプなど、好みの素材で選べるタイプもご用意しています。

『オーバルコアピロー』は、ふっくらダウンの枕で、頭をのせると程よく沈んで後頭部を包み込むようにサポートしてくれます。『パピヨン』もダウン&フェザー素材を使用。その構造は特殊で頭をのせると上部の両側が持ち上がり、ソフトに頭を包み込んでくれます。うつぶせ寝をする際は、枕に手を差し込むこともできます。

『エスカルゴピロー』は、横向き寝で寝付く人のための枕です。耳にあたる部分にくぼみがあるので、横向き寝でも耳や肩に負担がかかりにくくなっています。

そのほかにもお求めやすい『快眠枕スマート』や、ホテル仕様の枕を自宅で楽しめるタイプも。

様々な快眠枕の中から、あなたにぴったりの枕をお選びいただけます。ぜひ専門スタッフにお声がけください。