いびきや肩こり。
合わない枕の睡眠で起きるトラブル

多くの人が抱える悩みである「いびき」や「肩こり」。
その原因の一つに“合わない枕”があることをご存知ですか?

合わない枕が引き起こすトラブルとは?

「いびき」や「肩こり」で悩む人にとって、その改善方法は誰もが知りたいことでしょう。しかし、様々な要因が考えられる中で、ただ一つの正解は求められません。ですが、逆の発想から「いびき」や「肩こり」の対策を考えてみてはいかかでしょう。

「肩こり」の原因については、同じ姿勢・眼精疲労・運動不足・ストレスなどがあげられます。これらの要因は現代人の日常ではなかなか避けられないものです。また「いびき」の原因についても、呼吸時に空気の通り道となる上気道が狭くなることで引き起こされるといわれています。加齢や体型などが原因ですが、これらも対処するには時間がかかる問題です。いずれの問題も解決するには大変な課題が満載……ですが、実は「いびき」も「肩こり」も、合わない枕が引き起こしているトラブルの一つだと考えられています。

枕を中心に考えてみると「いびき」も「肩こり」も、対処法は明確になります。

「いびき」のメカニズムは、いわばトランペット。管楽器を吹いて音を出すのと同様に、上気道が狭くなり空気抵抗の高まりが、粘膜を振動させて音を出す、それが「いびき」になります。上気道が狭くなる原因は寝ている姿勢が影響しています。仰向けに寝ると重力によって軟口蓋や舌の付け根などの組織がノドの奥に落ち込み上気道を狭くします。寝ることでリラックスし筋肉が緩むために「いびき」をかきやすくなるそうです。

枕で「いびき」対策を……と考えることで、発想は大きく転換しました。海外ではすでに睡眠の質を向上させる「体位治療」として認知されている“横向き寝”に着目。睡眠科学を取り入れ、新しい枕(ボディピロー)を開発しました。

「肩こり」についてはどうでしょう。人生の3分の1を占める睡眠時に悩みの解決をサポートできるはず。そこで枕の構造・素材に着目して、「肩こり」の起こりにくくなる寝姿勢を促す「機能性枕」を開発しました。

快適な睡眠のために。枕の持つ役割はとてもシンプル……ですが、一人ひとりの悩みに応えるための枕は一つではありません。たかが枕とあなどらず、ぜひ“枕のプロ”にご相談ください。ご自分にあった枕が必ず見つかります。

安眠できる枕選びのコツとお手入れの方法

たかが枕。されど枕。本物の安眠を考えれば確かめなければならない枕選びのポイントがあります。

「高さ・構造・素材」に着目した理想的な枕の選び方とは?

皆さん、なぜ枕が必要なのか……を考えたことはありますか? 野原にごろんと横になったとき、たいていの人は自然に両手を組んで頭の下に持っていきます。なぜなら、それがラクな寝姿勢だから、です。両手の代わりに必要なもの、それが枕。その役割は「ラクな寝姿勢」づくりのためにあります。

ラクな寝姿勢を作る枕選びのチェックポイントは3つ。「高さ・構造・素材」です。それぞれのポイントを確認してみましょう。 「枕の高さ」のポイント。それは敷ふとんと頭部・頸部のあいだにできたすき間をきちんと埋めてくれる“高さ”が理想です。体型や首のカーブによって適した高さは異なります。今のご自身の高さを知ることから始めましょう。

「枕の構造」のポイント。中身のかたよりが少ない構造であること。また首筋をやさしく支え後頭部の丸みを自然に受けとめる工夫のされた形状であり、両サイドはやや高めで横向き寝にも対応し無理なく寝返りがうてること……などがあげられます。その理由はS字状カーブの基点である頸部を支えることや、人は寝ているあいだに20〜30回の寝返りをうつことに起因しています。

「枕の素材」のポイント。皆さんもご存知のように枕の素材=充填材には様々なものがありますが、どの素材にも一長一短があり「これが一番!」というものはありません。ですが、個人の嗜好に合う素材は必ずあります。大切なのは自分の好みに素直になること、そして根気よく見つける努力をすることかもしれません。ちなみに日頃から使い慣れた素材の感触は違和感なく使うことができるでしょう。参考にしてみてください。

安眠できる環境を継続させるための枕の手入れ・メンテナンスとは?

どんなに丁寧にフィッティングしても、数年も使用すれば枕の素材はへたってきます。いつまでも安眠できる環境を継続させるためには、普段からの手入れとメンテナンスが重要です。

以下に簡単な例を示しますが、素材によってその方法は違いますので、皆さんがお使いの枕には何が使われているのかを調べて適切な手入れやメンテナンス方法を調べてみましょう。

フェザー(羽根)は週に一度くらいの陰干しが必要です。干した後は両側から軽く叩いて中のフェザーをほぐしてあげましょう。ご家庭で洗う場合は中性洗剤で押し洗いが一般的ですが、洗濯によって素材の劣化を早める場合がありますのでご注意ください。ドライクリーニングも有効です。

ダウン(羽毛)は洗うことができませんのでドライクリーニングで対応しましょう。週に一度くらいの陰干しと干した後のほぐしは大切です。

ポリエステルわたなどはときどき日光乾燥してください。干した後は中の素材をほぐすようにします。ご家庭で洗う場合は中性洗剤での押し洗いが有効です。

このように素材によって手入れとメンテナンス方法が異なります。ご使用されている枕の素材を確かめて適切な手入れとメンテナンスを心がけ、安眠できる環境の継続に努めましょう。また、素材には対応年数があり手入れとメンテナンスを行っていても交換しなければなりません。その時期などを調べておくことも安眠できる環境の継続につながります。

安眠に適したロフテーの快眠枕・オーダーメイド

一人ひとりに合った枕を追求し続けているロフテーの開発した「快眠枕・オーダーメイド」をお試しください。

高さや素材・形を身体に合わせて選べるロフテーの「快眠枕」

一人ひとりの願いがかなう“理想の枕”づくりを実現するために、ロフテーは快適な眠りのための、あなただけの「快眠枕」を開発しました。

実現したのは、まず「理想的な高さ」です。身体に負担をかけない寝姿勢のポイントである、頭部・頸部の角度を5度にキープするため、体型に合わせた高さ調整を可能にしました。次に「理想的な形」です。独自の睡眠研究から生まれた5つのパーツが連結されたユニット構造(頸部支持構造)により、仰向けでも横向きでも理想の寝姿勢をキープできることはもちろん、何度も繰り返される寝返りもスムーズにサポートします。そして「理想的な素材」。どの素材にも一長一短があることは説明しましたが、あなたの嗜好に合ったリラックスできる素材をお選びいただけるよう、豊富なラインナップをご用意しました。あなたの「理想の枕」づくりをぜひロフテーの「快眠枕」で実現させてください。

オーダーメイドの枕をプレゼントにできる「枕ギフト」

「オーダーメイドの枕をプレゼントする」という、まったく新しい発想の元、2004年に発売をスタートした「枕ギフト」は、2018年12月にリニューアル発売しました。

計測キットのプレゼントにより、贈られたお相手が、頭部・頸部のサイズ計測から素材選び、オーダーまでをスムーズに行えるシステムをバージョンアップ。ハガキとWEB申し込みに対応し、要となるスケールを改良し使いやすさをアップ、さらにご自身で簡単に高さ調整できるようにするなど、贈る側・贈られる側の皆さんが安心してご購入いただけるギフトを目指します。